ライフタイルの改善が認知症のリスクを軽減する

2020年3月、Garminは認知症の診断、予防、治療を専門とする世界有数の研究慈善団体のひとつであるAlzheimer’s Research UKと提携することを発表しました。この提携は、ライフスタイルの改善を促すことで、認知症を発症するリスクを軽減することが目的です。

英国では3分にひとりが認知症を発症し、現在全国で約100万人が認知症だと言われています。その患者一人ひとりの家族や友人にも大きな影響を及ぼしています。現在、認知症の原因となる病気の進行を遅らせたり、止めたり、また治すための効果的な治療法はありませんが、リスクを下げるために私たちができることはあります。しかし、認知症の発症リスクを軽減することができると考えているのは、英国民のたったの34%です。

そのため、Alzheimer’s Research UKと協力して、認知症リスクの軽減が可能であることを示したいと強く思っています。

研究によると、認知症の症例の最大3分の1は、私たちが自分自身でコントロールできる要因によって減らせる可能性があります。最新の報告では、健康的な食事、健康的な体重の維持、身体的にも精神的にもアクティブでいることで、認知症の発症リスクを軽減できることが示唆されています。

有酸素運動は認知症リスクを軽減するために簡単に取り入れられる方法であり、年齢やフィットネスレベルに関わらず、アクティブな生活を維持することを勧めます。そのうえでスマートウォッチを活用することは、自身の健康のためや、ファンドレイジングといった目的に関わらず、進捗状況管理やデータの測定、モチベーションの維持、良い習慣をつけていくためには大変有効な方法です。

このパートナーシップの一環として、Garminは参加者がランニング、サイクリングや水泳をすることで認知症研究のための資金集めとなるThe Trebleのような企画を含む、今後3年間のAlzheimer’s Research UKの実施するスポーツイベントにおいて公式スポンサーとなります。