Garminのウェアラブルデータが、活動量とリウマチ発作の関連性を探るヒントとなる
Garmin Health, ノルウェイのヘルステック企業DignioとDiakonhjemmet(オスロの主要病院の一つ)は、Garminのウェアラブルデータを使用して、身体活動とリウマチのフレアアップの関連性を調査することに取り組んでいます。3年間のプロジェクトにより、Diakonhjemmetはリウマチ患者に対してより積極的なケアを提供できるようになると期待されています。
Dignioは、自宅でのヘルスケアの実現に向け、患者と臨床医の距離を縮めるためのテクノロジーを活用しています。同社のソリューションは、患者用アプリと医療従事者用プラットフォームで構成され、Garmin vívosmart® 4などのデバイスにより、世界中の遠隔地の患者から正確で客観的な健康データを提供することができます。
Diakonhjemmetとのプロジェクトの一環として、フィットネストラッカーvívosmart 4を使用して150人の参加者から心拍数や歩数などの重要な指標を収集しており、今後、ガーミンの他のモデルのウェアラブル端末にも対応させていく予定です。DignioとDiakonhjemmetは、その品質、長いバッテリー寿命、使いやすさからvívosmart 4を選択しました。
DignioのシニアアドバイザーであるJohn Edward Creed氏は、「私たちは自宅でヘルスケアをすることを使命としており、健康状態を改善しながら患者のQOLを高めることが証明されたソリューションを開発しました。このソリューションは、様々なデバイスと統合されています。Garmin vívosmart 4を当社の対応端末に選択したことを誇りに思うとともに、今後、当社のお客様の多くの患者グループに関連する製品になると信じています。」 と述べています。
遠隔モニタリングに関する一般的なフィードバックによると、この技術の適用により、患者が感じる治療の質も向上することが示唆されています。
DignioとGarmin Healthは2022年5月、スウェーデン最大のeヘルスイベントであるVitalisに参加し、Garmin製デバイスとDignioのコネクテッドケアソリューションの連携についてデモンストレーションを行いました。
*Garminデバイスは、自己診断又は医師への相談をはじめとする医学的な使用を意図するものではなく、疾病の治療、診断、予防を目的とした医療機器ではありません。