Medibio、Garminウェアラブルデータを活用し増加するストレスレベルの特定と緩和をサポート

メンタルヘルステクノロジー企業であるMedibioとのコラボレーションにより、Garminのウェアラブル端末は、メンタル不調の早期発見やスクリーニングに役立つ生体データを提供します。ストレスに対する身体の生理的反応を早期に把握することで、将来より深刻な事態を回避できる可能性が期待されます。

そのためにMedibioは、人工知能、機械学習、ディープラーニングの技術を使い、生物学的マーカーやパターンを特定し、ストレスに関連する行動の変化の早期発見とスクリーニングを支援します。ストレス追跡アプリケーションに必要な客観的、定量的データを収集するため、Medibioは現在メンタルヘルスの評価方法として使用されている定性的フィードバックではなく、Garminデバイスを選択しました。睡眠、活動、心拍、身体活動など、Garminウェアラブルに記録された健康指標を分析し、Medibio LUCAアプリを通じて、総合ストレススコアと3つのストレス変数(睡眠、活動、心拍)がタイムラインでユーザーに提示されます。

この技術の背景にある考え方は、持続的な心の健康を実現するためには、ストレスがどのように身体に現れるのか、どのような刺激がストレスの増加につながるのか、そしてどのような選択と行動がストレスやその他の問題において深刻なレベルを軽減または回避するために有効なのかを個人が理解する必要があるということです。Garminウェアラブルから得られる客観的データとアンケートから得られる主観的データをリンクさせることで、個人の精神的健康についてより総合的な視点を持つことができるかもしれません。

Medibioの共同設立者兼マネージング・ディレクターは、「我々は長年にわたるGarminとの関係を誇りに思います。Garminのデータの完全性と、ヘルス、ウェルビーイング分野の企業や団体とコラボレーションすることで、人々の健康成果を向上させようとする姿勢に敬意を表します。」と述べています。

*Garminデバイスは、自己診断又は医師への相談をはじめとする医学的な使用を意図するものではなく、疾病の治療、診断、予防を目的とした医療機器ではありません。