Garmin Health API活用事例:パンデミック中のアクティブライフスタイルの効果
新型コロナウイルスによる自粛要請や緊急事態宣言は、どのようにこれまでの身体運動に影響を与えていますか?そして、この影響はストレスレベルや睡眠の質にも影響していますか?これらの答えは、あなたのGarmin デバイスを見ればすぐにわかります。では、このあなたが自分で見るデータが、隔離や身体活動とパンデミック後に続く可能性のある影響との関係性における、社会的な大きな問題の解明に役立つとしたらどうでしょう?Garminはユーザーのデータをパートナーや研究機関へ共有することはありませんが、こういった研究に自身のGarminで計測したデータを提供し、自ら協力をするユーザーもいます。
フランスのThe National Observatory for Physical Activity and Sedentary Living(ONAPS)は、2020年6月よりこの課題の答えを探すために研究を始めました。複数の他機関(Clermont-Ferrand University Hospital Centre, Clermont Auvergne University, Auvergne Human Nutrition Research Centre) とGarmin、そしてKiplinは、この研究がパンデミック真っただ中での身体活動とスポーツ活動の影響を明確にさせられることを期待しています。
ステップ数、運動時間のようなGarminウェアラブルで取得できる客観的データは、ロックダウン前後とロックダウン中に参
加者自身が回答するアンケート、健康レベルやストレスレベルといった主観的データを補足します。Garminウェアラブルは
医療機器ではなく、疾病の診断などに使用される目的で作られてはいませんが、そこから取得できるアクティビティデータは、
とても有効的な見解や傾向を示してくれます。そして、Garmin Health ecosystemが、このような重要な情報
COVI-ACTIF研究での取得を可能にしています。
この研究にGarmin ユーザーの協力が求められました。そして、Garmin Health APIを利用することで、Kiplinのプラットフォームにて研究への参加を同意したGarminユーザーのアクティビティデータを集めることができています。
Martine Duclos教授によって率いられるこの研究のデータは、健康やアクティビティに対するパンデミックの影響をはっきりさせると考えられています。また、その結果は一般市民にとっての身体活動やスポーツ活動の重要性を強調し、何らかのサポートが必要な人たちに対し、適した身体活動の提案や、柔軟に対応する後押しすることもできるかもしれません。